がん保険には時代がある、時代にあった見直しを

生命保険という商品の中でも、病気や怪我のリスクに備えるのが医療保険です。
しかし医療保険という商品がありながら、がんだけに備えるがん保険が存在するのはなぜでしょうか?
そして、保険に対して関心が薄いといわれる20代の若者にも「まずはがん保険だけでも入ろう」とがん保険に対する意識が高いのはなぜなのでしょうか?
今回はがん保険の本当の必要性と、すでにがん保険に加入されている方にも知ってていただきたい見直しのポイントを解説します。

がん保険には鮮度がある!

現在の日本人の死因第一位はがんです。
そして、その年間死亡者数は平成25年の調査で約36万人にもなっています。
教科書にも載っていた結核の流行は1940年代で年間死亡者数14万人。
14万というと大きな市が1つなくなるくらいの規模の病気ですが。
現代のがんの方が圧倒的猛威をふるっているのがわかります。
そして、今も死亡者数は増え、罹患率(がんに掛かる確率)も上がってきているのです。

そして、がんはまだ若い病気です。
この20年くらいで、一気に死亡者数が増えてきており、研究の余地も多いので、治療法も年々変化してきています。
治療法が変化するということは入院や手術のやり方も変化するということです。
つまり、お金の掛かり方も変化するということになります。

そのため、がん保険もお金の掛かり方の変化に合わせて日々変化していってます。
10年前に加入したがん保険と今のがん保険では支払い方が全く異なり、古いがん保険では全く役に立たなかったということもありえるのです。

現在のがん保険は世代目、早期発見・早期回復のがん保険選びを!

第1世代がん保険 1990年頃・・・・がんは不治の病という時代
がんでの死亡に合わせた保険が用意されていた。
通常の死亡保険に特約(オプションのようなもの)で200万のがん保険をつけられるという商品。
かなり安い保険料で加入でき、がんで亡くなった時には+200万円の給付金が支払われる。

第2世代がん保険 1990年代後半・・・長い闘病生活でがんと戦う時代
今のように早期発見も出来ず、手術と投薬治療が中心だったため、1年~2年の長い入院生活を送って、治るのか治らないかという時代。
長期の闘病生活で生活費や治療費に困らないようにするための保障が用意されていた。
例・・安い保険料で加入でき、がんで入院したら、一日1万円や2万円の入院給付金を支払う、手術したらその40倍の一時金を受け取れるという内容のもの。

第3世代がん保険 2000年代~現在でもある“がんを治すための保険”
長期に及ぶ入院もあるが、以前に比べてがんが治るようになった時代。
まずは、がんと戦う気持ちになってもらおうと、初期費用の不安をなくすための診断給付金や、治った後の通院の負担を減らすための通院給付。
公的医療対象外の治療法のための先進医療保障など、現在のがん保険の骨格が出来上がった時代でもあります。

第4世代がん保険 現在 早期発見・早期回復ですぐに社会復帰する時代。
早期に発見されたがんであれば、2週間程度の入院手術で治るようになりました。
重粒子線治療などの先進医療も発達し、がんはさっさと治して社会復帰する時代へ。
その代わりに、短期間で多額の治療費が掛かるようになってきているのでその現状に合わせてがん保険の形も変わってきています。

現代のがん治療と、その費用

現代のがん治療の代表的な例が、分子標的薬と重粒子線治療です。
以前の投薬治療というと、激しい吐き気や抜け毛が続き体力を奪われるイメージが強かったかもしれませんが。
現在では分子標的薬という薬が開発されています。
これはがん細胞などの特定の細胞に対してだけ効力を発揮するもので体への負担も少ないことで治療だけでなく、転移防止のためにも使われています。
種類によっては朝一日一錠飲むだけのものもあり。
体力を使わない仕事の方は投薬治療しながら働いている方もいるくらいです。
しかし、この薬一回一錠約一万円で1~2年は飲む必要があり、自己負担は年間で100万円くらいになるといわれています。

次に重粒子線治療という先進医療です。
放射線治療のように体に放射線をあててがん細胞を破壊する治療法ですが、旧来の放射線治療とは違い、副作用が少なく、がん細胞に対する殺傷能力は2倍~3倍といわれています。
元巨人の角選手が前立腺ガンの治療に用いたことでも有名です。
ベッドに座って放射線を受けるだけの治療なので入院の必要もなく、軽いがんならほとんどがんの実感もなく治せるという治療法です。
しかし、その治療費は1セット300万円。
かなりの高額になります。

現在の治療費にあったがん保険選びをしましょう

現在のがん治療は昔に比べて治る可能性も高くなり、体への負担や入院日数も少なくなってきました。
しかし、治療費は高額になり短期間でかなりの金額を要するものも多いです。
保険を選ぶ場合には、こういった現代のがん治療事情にあったものを選ぶようにしましょう。
まず、がん保険の見直しのタイミングですが、このような例があります。

1.がん保険はなるべく新しくリリースされたものが良い。
もし、あなたががん保険に加入して5年や10年以上経過しているなら、必ず見直した方がよいでしょう。
上記のように前の世代のがん保険の可能性が高いです。
医師が提案するがん治療をしようとした時に保険でまかなえない部分が多い可能性があります。

2.特約でついてくるがん保険に加入しているなら、内容は見直した方が良い。
保険料が高くなる可能性はありますが、がん保険は単独で契約した方が内容は新しくなり充実します。
死亡保険や個人年金保険に特約で付けられるがん保険やがん特約は、実際の内容を見ると古いタイプのがん保障であることが良くあります。
節約という意味では良いかも知れませんが、いざという時に役に立ってもらうためにも内容を一度見直しましょう。

3.生保会社各社ががん保険をリニューアルし始めたら、見直そう。
医療制度が変わったり、がん治療の実情に変化が現れると生命保険会社は次々にがん保険をリニューアルしていきます。
CMや新聞を見ていて、最近がん保険がどんどん新しくなっているなと感じたら見直してみるとよいでしょう。

現在の治療法や治療費にあった保障とは?

治療期間が短くなり、先進医療など短期間で高額な医療費が必要となる治療法が多い現代で必要な保障とはどういったものでしょうか?
1.診断給付金
がんと診断されると100万円支払うなど、治療を始める前から受け取れる給付金。
仕事を休んだりする費用に当てたり、分子標的薬など入院も手術もしない治療法を提案された場合などの費用にあてられる。

2.治療給付金
この2年くらいで増えてきた給付金の支払い方法です。
以前の「入院したら一日○円、手術したらその何倍」という支払いではなく。
"手術・投薬・放射線などのがん治療をなんでも良いから受けたら、一回いくら"という形で支払ってくれます。
入院期間が短くなってきているので、日額で支払われると不足する場合があります。
治療を受けたらまとまったお金がもらえる支払い方法なので安心して治療が受けれます。

3.入院給付金
以前に比べるとその必要性は下がってきましたが、やはり進行したがんを治療するためには入院期間は長くなってしまいます。
医療保険に加入している方であれば不要ですが、がん保険単独で加入しようとしているのであれば必要になるでしょう。

4.先進医療給付
先進医療は健康保険が適用されないので、全額自己負担となり多額の費用が掛かります。
しかし、重粒子線やトモセラピーなど最先端の効果的治療が受けられるのも事実です。
保険料も100円~200円以内と安い特約なので必ずつけるようにしましょう。

5、ホルモン療法給付
前立腺ガンや子宮頸がんなど、男性ホルモンや女性ホルモンが関係して発生するがんを治療する場合には、ホルモンの動きを抑えるためにホルモン剤と呼ばれる薬を投薬します。
ホルモン療法は転移防止のためにも行われたりするので、投薬期間も長く費用も高額になります。
保険料に余裕があるようでしたら、保障に加えておくとよいでしょう。
以上の5つが現代のがん治療のあわせた保険として必要な保障です。
生命保険会社によって名称が異なったりする場合もありますが、内容を確かめてご自身にあったがん保険を見つけてください。

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